読み聞かせメモ

今日3年3組で朝の読み聞かせで,子どもたちに読んであげたのは2冊。

『いのこのまつり』 谷真介・文 赤坂三好・絵

いのことはいのししのこと。昔,年をとったお百姓の畑をたがやしてやったら,娘の1人を嫁にもらう約束で大いのししが見事に畑をたがやした。お百姓の3人の娘のうち,末の娘が嫁に行くといって,いのししの背にわらをのせて家を出た。娘はそのわらに火をつけ,火だるまになったいのししは谷に落ちて死んでしまう。それから秋になると取り入れ前の村の作物が枯れてしうことが続き,「これはいのししの悪さじゃ。祭りをしてなぐさめてやるとよい」という占い師の言葉で,村では10月10日に祭りが行われるようになり,秋にはたくさんのおいしい野菜がとれるようになったというお話。

秋は収穫やお祭りの時季なので,選んでみました。

『マルチンとかぼちゃおばけのまほうのたね』
             イングリート・オストヘーレン作 クリスタ・ウンツナー・絵

いじめられっ子のマルチンは,ある朝目覚める前に夢を見ます。ようせいがかぼちゃのたねをくれて「だれかにいじめられたら,このたねをなげつけて,『かぼちゃおばけになーれ』っていってやると,あいてはかぼちゃおばけになってしまうから」と言います。目をさましたマルチンは,たねをにぎりしめ,ふとんをはがしたおねえちゃんや,宿題を忘れたことを怒るだろう先生,いじめっ子たちなどに呪文を言ってたねを投げつけようとしますが,思い直します。するとなんだか色々なことがうまくいき,最後はけんか相手のペーターとも友だちになって,もうだいじょうぶ,とたねを川に捨ててしまうのでした。

かぼちゃおばけは淡い黄色で描かれているので,後ろの席の子は見えにくいかなとも思ったのですが,お話の筋だけでもおもしろいのではないかと思い,これにしました。この2冊で10分では少し時間が足りませんでしたが,早くから教室にもどられていた先生も一緒に聞いていてくださいました。

それにしても。

3年生に読んであげる本,選ぶの難しくなったなーと思います。
もう動物を擬人化したようなお話はちょっと幼いかなとも思うし,ララのように本が好きな子は自分でどんどん厚い本も読んでるし,と思うと,大勢の子どもたちの前で読む絵本ってなかなか見つからなくて。昨日地元の図書館でずいぶん時間をかけて探したのですが,7冊選んできた本のうち,ララに確認したら2冊は読んでもらったことのある本でした。家にある本も,最近はララに「絵本」って買ってあげてないし。かといって,絵のない本での読み聞かせには,まだ少し年齢的にむずかしい気もするし。

やはり中央図書館まで行くべきだったかな。もっと早くから図書館のオンライン予約を使ってよさそうな本を押さえておくべきだったかな。紙芝居コーナーをチェックするのも忘れちゃったし。

2冊とも子どもたちは気に入ってくれたようで,読み終わったあと拍手をしてくれたけれど,
次は(来年度になってしまうけれど)もっと周到に準備しなくちゃ。
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by binnette | 2006-10-20 13:55 | 本の話